2015年エジプト[世界放浪]

王家の谷とハトシェプスト葬祭殿でバッタバタのお墓参り!! エジプト編9

ルクソールに到着して二日目、
この日は古代エジプトを感じるための不動テッパンの観光地(笑)、
王家の谷とハトシェプスト女王の葬祭殿の二カ所を
現地乗合ツアー(通称:ギュウギュウの牛馬ドナドナバス)にて
周ることにしました。

これらの名所はナイル川西岸に点在しているため、
ホテルのある東岸から自力で行くとなると
徒歩かチャリンコしかありません。

が、灼熱&埃&悪路のエジプトでそんな方向に
エネルギー注いで頑張るより、
乗合の安いドナドナツアーが便利です。

料金交渉やワイロ親父とのバトルで日々消耗するので(娯楽の色が強いので消耗ではないけど…笑)、
硬軟両刀使いで上手に現地ツアーを利用する方が得策です(^_-)

前回も書きましたが、ルクソールだけはちょっと贅沢な★★★★の高級ホテルにスティしており、
市内の安宿ゾーン(一瞬だけ上から目線。すぐそっち側に戻るのに)
から結構遠い場所にあるので、ピックアップのワゴン車は最後の最後にやっと拾ってくれました(-_-;)

30分近く待たされて、もう来ないのかと思ったよ…。

とにかく、私たちを拾った車はこれで全員乗り込み(やはりギュウギュウ…。さらに最後のピックアップなのでワゴン車も変な席しか残っておらず。すべては運!!)ナイル川を渡って、西岸へ!!

まずは、王家の谷へ到着。

王家の谷はこの混雑

チケットは自分で買う


↓ こんなトロッコ列車みたいな乗り物で王家の谷を移動します。
無料でなく、一人4ポンド。

観光列車でGO

↓ ↓
カートで出逢って意気投合したエジプト人カップル(友人と強調していました)。
とてもよい人たちでカイロでもお会いしたかったのですが、日程合わず次回へ繰り越し!!

トロッコ列車で出逢ったエジプト人

ティンティンたちも首尾よく別のカートに乗り込んだ模様。

中国人カップルも乗り込む


最後はもう自分でカートを運転してみました(笑)。
ハンドル触ったからバクシーシ寄越せ、と後から言われたけれど、
無論渡しません。こういうこすっからいときはNO,でもありがとうと思ったら
素直に渡しましょう(^o^)/

トロッコを運転してみた

ここは、古代エジプトの新王国時代のほぼすべてのファラオ(王)が眠っているといわれ、約60のお墓が確認されているそうです。

すなわち、まだまだ広大な場所のどこかにファラオや女王が
眠っているかもしれませんが、
いかんせん、暑いし広いから発掘作業も大変なのでしょう(勝手に理由づけ)。

まぁ、カメラを首から下げた無粋な観光客に叩き起こされるより、
涼しい地下で静かに美しく眠らせてあげる方が彼らの幸せかも…。

まさに、兵たちが夢の跡…。

ここで、ちょっと豆知識。
文献から借りた言葉で恐縮ですが、この場所を王たちの墓に選んだ理由は、
谷の上部にあるピラミッド型をしたイル・クルン山が太陽神ラーを
象徴しているため、といわれたり、
単に高価な副葬品などを狙った盗難を防ぐためだとも言われているそうです。

しかし、残念ながら、ふとどきな輩は今も昔もいるもので、
副葬品の多くは当時の泥棒やら19世紀のヨーロッパ人によって、
略奪されているとのこと…(-_-;)
無念なりけり…。

しっかし、本当にエジプトの遺跡やら宝飾品やらは、
かつての世界列強国から強奪に遭いまくっています。

それでも、「仕方ないよ。昔のことだ」って感じで
鷹揚に構えるエジプト人って、
母なるナイル川の如く大きな心、
赦す心を持っている人たちなのだと思います。

素晴しい神殿も、
ゴージャスな宝飾品も、
金色に塗られた玉座も、
王として手にした強大な権力や名声も、
あの世には持っていけない。

手ぶらで天に還るのは、金持ちも貧しい人も皆一緒。

もう誰も住んでいないし、
何もここにはないよ。

そんな言葉が、
風と一緒に聞こえてくるような気すらします。

他の国の人気のない茫漠とした場所にある遺跡を見ていても
感じることなのですが…。

とまぁ、何千年も頭でタイムトリップしている間に、
気づくと、現地ツアーの皆は蜘蛛の子を散らすように四方八方にいなくなってしまいました!

この王家の谷にはたくさんの墓が点在していて、
その中から入場券で3つの墓を選んで観ることが出来ます(
笑)。

当然、人気のラムセス王やらツタンカーメンの墓は長蛇の列&別料金!!!

ディズニーランドのアトラクションか!!

さらに、ワゴン車に戻らないといけない時間はかなりタイト。
あっという間にタイムアウトになってしまうのです。

なので、人気アトラクションばかり並んでいては車に置いていかれちゃう。

そうなると、どうなるか。

そうなると、、、、
知らない王様を狙え(笑)!!!

知らない王様だって王様だ。
きっとかの時代、何等かの仕事はしたに違いない。
なんだろう、何等かの仕事って…。
○○○○5世の子供の妻、とか、もう誰の墓かまったく分らない人のお墓も
あるけど、
とりあえず3カ所を周ることに脳みそがフォーカスしてしまいました。

で、あまり知らない古代エジプトの
偉い人のお墓参りスタート!!!

中国人カップル(もうこの旅でお馴染み)と私たちの4人も、
ひとまずダッシュでセティ2世(だったと思う…)のお墓へ!

彼が一体何をした王なのかは後で学ぶとして、
とにかく時間が迫っています。急ぎます!!

墓の内部は写真がNGで(こっそり撮影している人たちもいるけれど、運が悪いとカメラ没収なり。運がよければバクシーシという名のワイロで済みます)、ほとんど写真がないのが残念。

その後、あと2つのお墓に回るも、ことごとく、工事中(-_-;)

「じゃあ、また来週にでも立ち寄るよ」って言えない旅行者には厳しい現実。

何千年も前のお墓に、一体何の工事が必要なのか不明だが、
やる気のない現場作業員たちがウロウロしていて
中にすら入れない。

集合時間も迫っているし、
こうなりゃ、入れる墓に入ろう!!

あ、いや、
私が棺に入るわけではないけれど。

ツタンカーメンのお墓などは無茶苦茶な行列
(注:日本人でなく、ほとんどが現地エジプト人と中国人)なので、
すでに時間的に無理な雰囲気。

「人があまり並んでいない」墓を探して、
何とか3つのお墓をギリギリ周ることが出来ました…。

が、誰のお墓かもう忘れてしまいました(-_-;)
写真もないので、ブログとしてもまったく臨場感が伝わらないと思いますが、
備忘録的ブログなので私の笑顔と無駄な文章でご容赦(・・;)!

その後、ワゴン車に乗り込み、ウダウダの暑さの中、
ハトシェプスト女王の葬祭殿へと移りました。

ハトシェプスト女王の葬祭殿


このハトシェプスト女王の葬祭殿は正面からの景色が有名で、
よくTV番組でも紹介されますが、実物はかなりの圧巻です!!


私がこっそり隠れていますが、どこにいるか分りますか(笑)?

ハトちゃんの神殿正面

答えは以下。ベタなウォーリー君探しゲームですみません(-_-;)

どこにいるでしょう?


話を戻しましょう(勝手に脱線している)。

この葬祭殿の主であるハトシェプスト女王について少々。
かの時代、すでに世界各国との貿易にも力を入れていたといわれる
ハトシェプスト女王はエジプト初の女王であり、
かなりのやり手女社長の風格。

国を治める力量は男でも女でも性別は関係なく、
能力や覚悟や志を持っているか持っていないか、なのです。

日本では女首相がまだ登場しませんが(卑弥呼の時代とかは置いておいて)、
何千年も前のエジプトではすでに女性が国を統治していたのです。

それもお飾りのパペット(操り人形)でなく、
世界貿易に着手して凄い船を海外に送り、
香料を輸入したり、子供も産み育て、国内も統治して…。

さらに、車に轢かれた後のゴジラのような外見でなく、
常に美しさを忘れない女性だったと想像されます
(遺跡のレリーフだけですがエジプト人女性は美に対して激しく貪欲なので…)。

本当に時代や環境なんて
言い訳にならんのだ、と。

やる奴はやる。
やらん奴はやらん。
それだけなのでしょう。

ハトチャンの魂が私に輪廻転生してくれていたらなぁ、と
ハイパー他力本願なことを願いながら、
結局、本気で自分でやっていかなきゃいかんのだ、と
肝に銘じて、脳みそに刻み込みました!!

いや~、ハトチャン、
頭下がるよね←言葉が軽過ぎる。


ハトシェプスト女王の肖像と神様を合体させたと言われる
正門の石像も圧巻です。

ハトシェプストの石像


とにかく、ハトちゃん(女王に馴れ馴れしいの罪で市中引き回しの刑に処されてしまうな)、生きていたらお会いしてみたかった!!
一杯飲みたかったわ(笑)。

そう思いながらハトちゃんの葬祭殿を後にし、
希望者はラムセス3世の葬祭殿も
見られることになり、無論、我々は参加。

ここは本当に素晴らしかった!!

本来寄る気がなかったのに偶然に寄れることになり、
タナボタ的に足を踏み入れた場所でしたが、
本当に美しかった!! マジでおすすめ!!
当時の色彩があり得ないほど美しく残っていて、
タイムスリップ出来ます。
何と絢爛豪華だったのか…。こんな家、、、欲しい(笑)。

めちゃくちゃ美しい色

ラムセス3

遺跡の場所不明

内部

ハトちゃんといえば、ハトホル神殿の記事もいよいよ次回登場の予定。
あの、タクシードライバーのボブも再び登場します!!
ボブ…(笑)。

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